トリス(2-クロロイソプロピル)ホスフェート
説明:
トリス(2-クロロプロピル)ホスフェートは、優れた難燃効果を有する添加剤型の低分子量ハロゲンリン系難燃剤です。主にポリ塩化ビニル、ポリスチレン、フェノール樹脂、アクリル樹脂、ゴムなどに用いられます。また、コーティング剤の難燃剤としても使用され、ポリウレタン軟質フォーム、硬質フォーム、プラスチック製品にも広く使用されています。また、優れた可塑剤でもあります。
トリス(2-クロロプロピル)ホスフェートは、ハロゲン化リン酸エステル系の難燃剤および可塑剤として添加され、ニトロ繊維やアセテート繊維、不飽和ポリエステル、ポリウレタン、アクリレート、フェノール樹脂などをベースとした難燃塗料に広く使用され、軟質ポリ塩化ビニルの可塑化難燃剤としても使用されています。本製品に使用される不飽和ポリエステルの添加量は10%~20%で、難燃性ポリエーテルを原料とするポリウレタン硬質発泡プラスチックでは約10%、軟質ポリ塩化ビニルでは5%~10%の補助可塑化難燃剤として使用できます。
フォームストリップやフォームピースの製造における難燃剤として使用されます。低コストで安定性に優れた難燃剤です。
軟質/硬質ポリウレタンフォームに使用され、熱伝導性、加水分解安定性に優れています。特にASTME84(グレード11)フォームに適しており、中低温で不飽和ポリエステル樹脂やフェノール樹脂に塗布した場合の粘度が低いという特徴があります。
パラメータ:
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1. 同義語:TCPP、トリス(2-クロロプロピル)ホスフェート、フィロールPCF2。分子式:C9H18CL3O4P3。分子量:327.564。CAS番号:13674-84-55。仕様:
外観 | 無色または淡黄色の透明液体 |
カラー(APHA) | 50マックス |
酸度(mgKOH/g) | 0.10最大 |
水分含有量 | 最大0.10% |
粘度(25℃) | 67±2CPS |
引火点 ℃ | 210 |
塩素含有量 | 32.50% |
リン含有量 | 9.5%±0.5 |
屈折率 | 1.4625-1.4650 |
比重 | 1.270-1.310 |
7. 用途:ポリウレタンフォームの難燃剤として、また接着剤やその他の樹脂にも使用されます。8. 包装:250kg/鉄ドラムネット;1250kg/IBコンテナ;20-23MTS/ISOタンク
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